えひめ地域づくり研究会議の「東予地域ミニフォーラムin新居浜」が21日、愛媛県新居浜市高木町の市総合福祉センターであり、市民ら約40人が地域活動活性化による魅力的なまちづくりについて考えた。
新居浜南高校ユネスコ部顧問の河野義知教諭(52)が「別子銅山近代化産業遺産を生かした地域づくり学習」と題して基調講演。部員の活動と波及効果を紹介した。
河野教諭はユネスコ部の前身の情報科学部が創部した1997年から顧問を務める。部員は別子銅山についての学習を通じ、地域の中で世代間交流を深めていると指摘し「産業遺産を次世代に残そうという使命感を持ち、市に対する誇りも生まれている」と語った。